動的治療

動的治療

Active treatment

動的治療とは

動的治療とは

動的治療とは、矯正装置を用いて実際に歯を移動させ、歯並びや噛み合わせを整えていく治療のことをいいます。
矯正治療には、歯を動かす「動的治療」と、動いた後の歯の位置を安定させる「保定」の2つの段階があります。

いつから動的治療を
開始できる?

いつから動的治療を開始できる?

動的治療の開始時期は、使用する矯正装置によって異なります。

ワイヤー矯正の場合

ワイヤー矯正の場合

「矯正治療についての同意事項」にサインをいただき、手続きが終わった後、次回の診察で装置を装着します。

マウスピース型矯正装置/小児用矯正装置の場合

マウスピース型矯正装置/
小児用矯正装置の場合

オーダーメイドのマウスピース型矯正装置や小児用の矯正装置は、外部の歯科技工所などに依頼して作成してもらいます。 完成した装置が当院に届き次第、装着して治療を開始します。

始めやすいタイミング

矯正装置の装着直後は痛みや違和感があったり、話しづらさを覚えたりする方も多いため、大事なイベントなどの後に歯列矯正を始められると安心です。
「旅行の後に始めたい」など、患者様のご予定やご都合に合わせて、動的治療を開始する時期を調整できますので、どうぞお気軽にご相談ください。

矯正治療の開始=
矯正装置を装着

矯正治療の開始=矯正装置を装着

矯正装置の種類によって、装着方法や診察の所要時間(チェアタイム)が異なります。

ワイヤー矯正
(表側矯正・舌側矯正)

ワイヤー矯正(表側矯正・舌側矯正)
  1. 1.歯の表面をクリーニングします。
  2. 2.ブラケット装置を装着する歯の表面にエッチングを塗布して、接着剤を付きやすくします。
  3. 3.ブラケット装置を歯の表面に接着します。
  4. 4.光を照射して、接着剤を硬化させます。
  5. 5.ブラケット装置にワイヤーを通します。

所要時間は30分ほどです。舌側矯正は歯の裏側に装置をつけるため、処置にお時間がかかることがあります。

【治療期間と通院回数】

ワイヤー矯正の動的治療期間は平均2~4年、通院回数24~40回前後です。

マウスピース型矯正装置

マウスピース型矯正装置

1枚目のマウスピースをお渡しし、付け外しの練習をします。 装着時間は1日22時間以上が目安です。

【治療期間と通院回数】

マウスピース型矯正装置を用いた動的治療期間は3~12ヶ月、通院回数は2~12回です。

お子様の矯正(第Ⅰ期治療)

お子様の矯正(第Ⅰ期治療)

お子様の矯正のうち「第Ⅰ期治療」とは、乳歯だけ、または乳歯と永久歯が混在している期間におこなう矯正治療のことです。

【治療期間と通院回数】

第Ⅰ期治療の動的治療期間は、平均4年、通院回数は40回前後です。 お子様の場合は、特に個人差が大きくなります。

ツーバイフォー

ツーバイフォー

子どもを対象としたワイヤーの部分矯正で、前歯のデコボコを整えます。 奥歯2本に金属製のリング(バンド)を付け、前歯4本にブラケット装置を装着します。

床矯正装置

床矯正装置

歯列の横幅を広げて、歯が並ぶスペースを作ります(取り外し可能)。 装置の向きを確認し、お口の中に入れた後、奥歯部分に軽く当て、装置全体を押し込みます。

リンガルアーチ

リンガルアーチ

前歯の裏側に取り付ける固定式の矯正装置です。 大臼歯に金属製のリング(バンド)を取り付けて、歯科用のセメントで固定します。

子どもの矯正はこちら

定期的な通院で調整と確認

定期的な通院で調整と確認

矯正装置の装着後、定期的に通院いただき、装置の調整や歯の動き具合の確認などをおこないます。

通院頻度

通院の頻度は、基本的には1ヶ月に1回です。 ただし、治療の進行具合や段階・装置の種類によって、1ヶ月に何度かご来院をお願いする場合もあります。

一時的に装置を取り外す場合

固定式装置による動的治療中に、成人式や結婚式などの理由で、患者様のご希望に応じて一時的に装置の撤去も可能です(別途、料金がかかります)。
その場合、下記のような手順となります。

1.歯に装着した装置の撤去。部分的マウスピースの作製。
2.部分的マウスピースを使用。
3.固定式装置の再装着・治療の再開。

一時撤去をご希望の場合は、できる限り早く(原則3ヶ月以上前)お申し出ください。

ワイヤーの色変更も可能

ワイヤーの色変更も可能

イベントが予定される月だけ、金属ワイヤーの色を銀色から目立ちにくい白色に変更することも可能です。

動的治療の完了

動的治療の完了

動的治療が完了し、理想的な歯並びに整ったら、次の段階の「保定」に進みます。 矯正装置を取り外した後、保定装置(リテーナー)を使用して、歯並びや噛み合わせを安定させます。

保定・メンテナンスに進む

動的治療中の注意点

違和感や痛み

矯正装置を装着した直後は、痛みや違和感が出ることがありますが、3日から1週間ほどで落ち着く方がほとんどです。
ただし、痛みの感じ方には個人差が大きく、強い痛みが持続する場合は、市販の痛み止めを飲んでください。

口内炎

装置が頬の粘膜や歯茎、舌に当たることで、口内炎ができる場合があります。そのような場合は、当院でお渡ししたワックスをご使用ください。
予約の際にご相談いただければ、取れにくいカバーをつけることも可能です。ご遠慮なく、お伝えください。

食事

固定式の矯正装置は、食べ物が挟まりやすいです。 また、装置を装着することへの違和感や、歯が移動する痛みもあるため、柔らかくて歯や装置に挟まりにくいものがおすすめです。
装置が壊れたり、外れたりしないように、かたい物や粘着性のある食べ物(キャラメルやガムなど)は避けましょう。

マウスピース型矯正装置の場合、食事時は必ず外してください。 マウスピースを付けたまま、かたいものを食べたり、暑いものを飲んだりすると、破損や変形のリスクが高まります。

口腔ケア

口腔ケア

毎食後の歯磨きを習慣付けてください。 ただし、固定式の矯正装置(ワイヤー矯正など)を使用している場合、装置に食べカスや汚れが付きやすかったり、きれいに歯を磨くのが難しかったりします。
矯正中に虫歯や歯周病になると、計画通りに歯列矯正が進まなくなる可能性もあるため、丁寧な歯磨きが必要不可欠です。

歯ブラシのほか、デンタルフロスやタフトブラシなどの使用もおすすめしています。 当院でも取り扱いがありますので、お求めの際はお声がけください。

装置が外れる(脱離)

キャラメルやガムなど粘着性の強いものや、かたい物を食べた際に、ブラケット装置が外れるリスクがあります。 伸び出たワイヤーでお口の中が傷つくのを防ぐため、装置が外れた場合は、すぐに当院までご連絡ください。早急に対応いたします。

装置の紛失・破損

マウスピース型矯正装置や小児矯正の着脱式装置は、ご自身で取り外しが可能なため、紛失や破損が起こりやすい傾向にあります。 装置を長時間装着せずに過ごすと、治療の進行が遅れる大きな原因になります。 紛失や破損をした際は、すぐに当院までご連絡ください。

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